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『奈緒子』コメント

「奈緒子」古厩智之監督

アオギリ映画祭、開催おめでとうございます。
仏教文化が土地と人に深く根ざした国東は憧れの場所のひとつで、そこで「奈緒子」を上映していただくこと、たいへん嬉しく思っています。
「奈緒子」の舞台は長崎の壱岐島と長崎市です。撮影した年、九州は例年になく雨が多い年で、空も海も境目もなく真っ白でした。その真ん中を日焼けした少年たちがただ走っていく…。そんな映画です。
三浦春馬くん始め駅伝部員のみんなは1日10キロ以上走るトレーニングをしながら撮影に臨みました。全ての走りが彼ら自身、本物です。
劇中、陸上部顧問役の笑福亭鶴瓶師匠が「おれたちは何のために走るんやろな…」とつぶやきます。彼らの走りと、観客のみなさんの走りが重なるところがもしあれば。何より嬉しく思います。

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​主催者 衣笠邦彦

この「奈緒子」上映を決めたのは来年「第四回アオギリ映画祭り」で三浦春馬特集をしたいと思ったからです。

私は三浦春馬さんが亡くなってから彼の魅力に気づきました。そして、「森の学校」と「天外者」を観て上映したいと思ったんです。

今年は、家族で見られる映画として「奈緒子」を選びました。

まさに青春を駆け抜けた三浦春馬さんを大きなスクリーンで楽しんで偲んでほしいです。

​三浦春馬さんはスクリーンで生きています。

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